ガンが怖すぎて無理

不健康そうな面接官と

とりあえず和やかに面接が始まった

私は話すことが好きだし、より

中立な立場でアドバイス出来るなんて

想像しただけでも

自分の長所を生かせる気がした

が、現実は甘かった

いろいろアドバイスをした人の中には

店舗が変わっても信頼して、顔を出してくれる人もいると

その一方で病気になってしまい、請求手続きでくるひともいるらしい

この何でもない一言に絶対無理だと判断して

しまった

 

私はしゃべるし、強気な発言もしばしばするし、ムードメーカー的な存在だとよく言われるが、実はとてつもなく病気が怖い

自分の病気はもちろん、楽しく話してた人が癌ですなんてなったら、とりあえずその晩は夢で即効その方の夢を見てしまうだろう

今までも、怖い事件や未解決事件をテレビで

見ると、その晩は必ずその続きのストーリーが夢に出てくるのだ

とてつもなく共感力と言うか、創造力

悪い意味で、、、強すぎて自分でも

困っている 

無理だ

そして思った。人のためにアドバイスする

のは、強い人じゃなきゃ出来ない

私みたいな温室育ちは無理だと

そしてアドバイスしたいと、ただおしゃべりが得意だと言うのは全然違うと言うことを、、、、

転職活動とは本当に面白い

自分が思う自分は、きっと大体間違っている

 

二回目面接 鼻水白く固まってる

一度目の面接結果は不合格でした 

まあ、初めてだったので 

とりあえず肩慣らしってことで

次へゴー

次に決まったのは店舗にお客様がきて

ある事項をアドバイスするお仕事でした

私は話すことが大好きだし、じっくりと

お客様の話を聞きながら提案できるのも

自分としては、想像ができたので面接に

望みました

面接会場にはある店舗を指定され

ビルの一角にある店舗に少し早めに到着

一旦前を通りすがると、店の準備中

女性が掃除機をかけていました

とんでもなく巨大、、、、

なんでしょう。人の体はいろいろですし

まあ、わかるんですが、でかすぎます

店舗のフロアのさんぶんのいち位占めてる

のではないかと。

ただのお菓子好きか、ストレスか

そのまま通りすぎ、トイレで気持ちを入れ替え店舗の中に入るとは1人の男性が

 

ほっほっ細い

見るからに不健康

いくつかわからないが、髪の毛が

鳥の巣🦉

知人が言ってました、面接官のハゲ方で

その会社がわかると。

この事だと

わかった瞬間でした。

きっとブラックです。いや、人手不足なのでしょう。

とりあえず面接が始まります

ふとその方の顔を見ると、鼻の下に白い

カサカサが。鼻くそ?

いえ鼻水が寒くて固まってるのです

あー、確かに今日は寒い

でも、でも面接前に自分の顔を見る余裕も

ないのだろうか。 

ないな、、と思いながら面接が始まりました

 

 

面接室で散らかるコート

そんなこんなで

ドキドキの

初面接を終えた

寒いのに汗をかいていた

そういえば、最後

満面の笑顔でありがとうございましたと

発声し、

自分の荷物の方に振り返ると

かばんに立てかけたはずの 

コートが

床に大胆に転がっていて

思わずびっくりしてしまった

慌てものすぎる自分

こんなコートの転がっている

状況で面接を受けていたなんて

うける、、

 

あまりウケなかった退職理由

簡単な自己紹介は何度も、

念仏したおかけでトチることも無く

比較的スムーズだった。

が、問題は発声

完全に上ずって 

狭い部屋に私の緊張した声が

響き、面接官の3人も

半ば見守るように

私の演説を聞いていた

最後に、緊張をしていまして

と追加したら

ようやく3人がくすっと

笑ってくれて

少し自分も平常心に

戻った。

そしていくつかの質問を終え、

脇の二人の女性が

追加で質問をしてきた

なぜ転職する気になったのか 

わたし的には、ここで

安室奈美恵さんを

用意していた

少しのジョークと、時事話題とを

混ぜ印象づける作戦だ

最高のパフォーマンスで終える

そして、新たな道のチャレンジ

そしてこれは勝手な想像だが

安室奈美恵さんも年齢を重ね

いろいろな価値観や、世界を

視野広く、自由に選択し生きていきたい

と思ったのだろう

一つの会社にいなきゃいけない

理由はないし、人生一度きり

自らの身の振り方で選択肢があるなら

チャレンジしよう

そんな想いを告白したが、

3人は意外と現実主義なのか、

あまり響いてなかった

安室奈美恵さん作戦は

不発に終わった、、、

 

転職面接、その先に

そそくさとコートやカバンを撤収し

扉をあけると、

品の良いオジサマと

アラレちゃんのような二十代女性

やや表情が読み取れない三十代女性

が座っていた

とてつもなく、緊張して

椅子の横にカバンやコートをささっと置いた

新卒の時の面接で、勝手に座って

激怒されたことがあったので、

向こうから促すまで椅子の横に立っていた

なんだかわからないが、

外が寒かったせいか

緊張のせいか

指が冷え切っていた

上品なオジサマの手元を見ると

私が提出した資料

なんだか、いろいろ書き込まれている

今思うとこの会社が誠意があった

と感じる一番の理由がそこに

あった。

私はてっきり事前に提出した資料は

読んでおいてくれて、

私の経歴や転職の経緯は頭に入っているのが

普通だと思っていた

しかし、この会社のような

ある程度安定した会社であれば

良いが、大量に人が入ったりやめたり

している会社や、そもそも採用専任の

担当者がいない会社は

面接中に、資料を読んでいた

話は戻るが、先方は

とりあえず今までの経歴を

簡単に教えてください

と、第一門目の質問を投げかけてきた

はじめての転職 はじめての面接

はじめての面接は今思うと

とても誠意ある会社での面接だったと

感じる

それにしても15年ぶりの面接

何を聞かれるのか想定して、

暗記。

カンニングペーパー、なるものを

握りしめ朝から念仏のように

唱える

しかし、経験のある中途採用なんだから、

本当はフランクに臨機応変に話した

方が良いのだけれど、

あの時は力が異様に入っていた

地下鉄のトイレで身だしなみを

確認して、ビルへ

受付の電話で担当者を呼び出すと

すでに、別の担当者がたっていた

いつの間にっ!

応接室に通され、あっここで

面接かあ、なんて緊張して

座っていたら、先程の担当者が

また来て、それでは面接会場へ

ご案内します、と

えーここじゃないんだっ

コートを持って

あたふたと面接会場に向かいます

信用出来るエージェント

一応口コミを見ながら

まともなエージェントを探します

そうしてるうちに、

エージェントを通さない企業への

直接応募もしはじめました

エージェント曰く、直接応募は

ただ転職サイトに載せているので

エージェントへの手数料が

発生しないので

ブラック企業が紛れ込んでるとか

エージェントへの手数料を払える規模の

会社は優良企業だという

構図、、

しかし、エージェントは動かないし、

直接応募でも、ブラックかどうか

見極めればよいので、

とりあえず応募

そんな折新しいエージェントより

連絡があった

あなたに紹介出来る企業がないと

言う返事だった

これは、落ち込んだ!

エージェントの力不足で、とはいえ

まさか、ないなんて

しかもまた機会があればと

していたが、

IDやパスは使えなくなっていた

悲しかったが、

時間がたって思うのは

まともなエージェントだなと

ないならないで言ってくれた方が

ありがたい

しかし、なぜないの

そこはモヤモヤ